何故、DLL の依存性をチェックするのか ?
- アプリケーションに必要な DLL を正確に配布するため
- アプリケーションを64ビットに移行する際に、32ビットのDLLを64ビットのDLLに置き換えるため
Visual Expertは、PBアプリケーションのDLLやDLL関数へのすべての依存関係を見つけることができます。
以下の手順に従って、DLLへの依存性を解析し、レビューしてください。
1. 使用DLLをリストアップし、それらの宣言をPBコードの中から探して配置します。
- Visual Expert ツリービュー内で、DLL アイコンを選択します。
- ナビゲーションバー内の [Declarations] ([Declarations])をクリックします。
- 使用されるDLLのリストが表示されます。
各 DLL の下には、いくつかの関数を宣言するオブジェクトがリストアップされています。
2. アプリケーションで使用されている DLL の関数をリストアップします。
- DLLを選択します(例えば、下のスクリーンショットの "KERNEL32.DLL "など)。
- ナビゲーションバーの [Functions] ([機能] )をクリックします。
PowerBuilderで宣言および/または参照されるすべての関数をリストアップします。
3. PowerBuilder コード内の特定の DLL 関数へのすべての参照を検索します。
- DLL関数を選択します(例えば、下のスクリーンショットの "FindClose "など)。
- ナビゲーションバーの [Impact Analysis] ([インパクト分析] )をクリックします。
- 関数を参照しているPBスクリプトは、そのコンテナと共にリストアップされます。
- 任意の参照スクリプトを選択: 参照はコード内でハイライトされます。