2020年9月更新
Visual Expert 2020では、アプリケーション内のPBLの依存関係を可視化するためのダイアグラムが導入されています。これにより、PowerBuilder開発者は、別のPBLに格納されているオブジェクトを参照するPBL内のオブジェクトを識別することができます。
以下はPBLの依存関係ダイアグラムのスクリーンショットです。
このダイアグラムは、'pfeapsrv.pbl'のコンポーネントが、他の5つのPBLのコンポーネントに1つ以上の依存関係を持っていることを示しています。
=> Visual Expert を使用して PBL の依存関係図を作成する方法 を学びます。
PBLの依存性
開発者は、PBL レベルでコードの依存関係を見る必要があるかもしれません。
たとえば、
- アプリケーションの任意のモジュールを分離するときに、他のモジュールから独立したものにするために
- クライアントとバックエンドの PB コード間の依存関係を追跡する場合(PB Application Server プラグインを使用して EA Server に配布されている場合)。
PBL(A)のオブジェクトがPBL(B)のオブジェクトを呼び出す場合、これら2つのPBL間に依存関係が作成されます。この機能は、コールツリーのように、PBL間の依存関係のすべてのレベルを表示します。
PBL (A) が何らかの形で PBL (B) を呼び出していることが判明した場合、呼び出した PBL の中でどのオブジェクトが何を呼び出しているのかを正確に確認するために、もっと深く掘り下げてみる必要があるかもしれません。
以下の例では、PBL "demopfc.pbl "で定義されたアプリケーションオブジェクト "demopfc "が、このPBLの外で1つのユーザーオブジェクトと4つのイベントを呼び出しています。
階層レベルの設定
- PBLを選択します。
ツリービューで、[PBLの依存関係] マクロにマウスを当てます。
右端に表示されるレンチをクリックします。
スクリーンに設定画面が表示されます。 - PBL 依存関係を表示する階層レベルの数を定義します。
たとえば、
階層レベルを 3 に設定すると、以下のように PBL の依存関係が表示されます。
外部参照
探しているものにもよりますが、そこから持っていって
- アプリケーションオブジェクト "demopfc "によって呼び出されたオブジェクトを含むPBLを表示します。
- アプリケーションオブジェクト "demopfc "のソースコードを表示し、別のPBLで呼び出されたオブジェクトへの参照をハイライトします。